アイドリング不調の原因と改善方法
トヨタ RAV4 ラブフォー の2000cc直噴エンジン(D-4)搭載車において、
エンジンのアイドリング不調(不安定・エンストなど)が気になる方に、手軽にできる解決方法をご紹介します。
- 手っ取り早く治したいなら -
エンジンを洗浄して、原因となる汚れを取り除くことで、
アイドリング不調が良くなることが多いです!
(効果が強力な
こちらの洗浄系ガソリン添加剤がおすすめです)
アイドリング不調のよくある症状
- アイドリング時の回転数が上下して安定しない。
- アイドリングが不安定で、ときどきエンストする。
- アイドリング時にエンジンから異音がする。エンジン音が不規則。
- Dレンジ(ドライブ)で停止していると、プルプルと車体が前後に揺れる。
一般的にアイドリングは1000rpm位の一定回転数で安定するのが正常な状態です。しかし、エンジンに問題が発生すると、アイドリング時の回転数は安定せず、短い周期で上下したり、突然に回転数が下がったりするなどの症状が発生することがあります。このアイドリング不調の状態が悪化すると、アイドリング中に突然エンストしたり、Dレンジ(ドライブ)に入れて停止していると車体が前後に揺れたりすることもあります。
アイドリング不調の代表的な原因:
- 基本的なメンテナンス不足
- エンジン内部の汚れ
- 関連部品の故障
様々なことがアイドリング不調の原因となりますが、代表的な原因としては、整備不良、エンジン内部の汚れ、関連部品の故障 があります。原因は1つとは限らず複数の原因によりアイドリング不調を起こすこともあります。
原因別の対処法
- 基本的なメンテナンス不足
⇒ 消耗部品や定期交換部品の交換・清掃など、定期点検メンテナンスを実施 - エンジン内部の汚れ
⇒ 洗浄系ガソリン添加剤などで洗浄もしくはオーバーホール - 関連部品の故障
⇒ 故障部品の調査および交換、整備工場やディーラーで修理
@基本的なメンテナンス不足
必要なメンテナンスが不足していることが原因となりアイドリング不調を引き起こすこともあります。一般的な使用状況であれば、2年に一回の車検の際のメンテナンスで十分で問題ありません。しかし、ユーザー車検や格安車検などでメンテナンスを省略した場合や苛酷な使用状況の場合は、エアクリーナーエレメントやプラグ、エンジンオイルなどに問題がある可能性があるので、各部を点検の上、必要に応じて交換や清掃を行います。
Aエンジン内部の汚れ
エンジンの内部に堆積した汚れがアイドリング不調の原因となることは以外に多くあります。エンジン内部を洗浄してくれる「洗浄系ガソリン添加剤」を使うことで改善することが多く、ガソリン給油口から注入するだけと簡単に使用できるので、ますは一度使ってみることをおススメします。
洗浄系ガソリン添加剤としては様々な商品が市販されていますが、カー用品店などで販売しているものは効果が薄いものが多いので慎重に選びましょう。
私が試したなかで格段に効果があったのはOH+PRODUCTSの強力洗浄系ガソリン添加剤です。
直噴エンジン(三菱GDI/トヨタD-4など)搭載車では、総走行距離が数万キロを過ぎてから、エンジンの性能低下やアイドリング不調や黒煙など、インジェクション(燃料噴射装置)の周辺に堆積した汚れが原因となる問題が多発することが確認されています。洗浄効果の高い強力な一部の洗浄系ガソリン添加剤(OH+PRODUCTS)で改善する場合が多いのですが、ディーラーや整備工場によっては、エンジンの分解清掃やエンジン交換など高額な整備を進められることがあるので、注意が必要です。
(参考サイト:
OH+PRODUCTS 強力洗浄系ガソリン添加剤)
B関連部品の故障
@Aに当てはまらない場合は、関連部品(アイドリングコントロールユニット・スロットルセンサー・エアフロメータなど)の汚れや故障が疑われます。整備工場やディーラーに修理を依頼して部品の分解洗浄や故障部品の交換をしてもらいます。
しかし、故障が疑われる部品の一部には10万円近くする高価な部品もありますので、洗浄系ガソリン添加剤やエンジンコンディショナーによる洗浄など、出来るだけ低コストな方法を試して、考えた方が良いしょう。ディーラーや整備工場で相談する良いでしょう。
最後に、アイドリング不調は簡単そうに思えますが、意外と根深いトラブルだったりします。
ディーラや整備工場でも試行錯誤な場合があるので、出来るだけコストの掛る修理は避けた方が良いでしょう。高額な費用でエンジン交換しても、しばらくして再発したという話もよく聞きます。